認知症ケア指導管理士(初級)に合格 上級認知症ケア指導管理士をめざして

介護資格関連

認知症ケア指導管理士(初級)に合格しました。
点数は60点満点中、52点(正解率86.6%)での合格でした。

今回さらに上を目指して、“上級認知症ケア指導管理士”の試験に挑もうと考えています。
この記事では、上級試験の受験要件や試験概要について紹介します。

上級認知症ケア指導管理士試験とは?

上級認知症ケア指導管理士は、初級よりも専門性が高く、現場での指導者を目指せる上位資格です。特に一次試験の合格率は10%前後と非常に狭き門ですが、二次試験は90%以上の合格率と言われています。

受験資格について

上級試験には以下のいずれかの条件を満たすことが必要です(いずれの場合も初級試験の受験は必須)。

受験資格:①~③のいずれかの条件を満たす者
(どの条件においても、「認知症ケア指導管理士試験(初級)」試験は必ずご受験いただく必要がございます)

①「認知症ケア指導管理士(初級)」資格を所有して、1年以上が経過しているもの(認知症ケア指導管理士(初級)の認定登録をされており、認定証が有効期間内のものに限ります。)

②「認知症ケア指導管理士(初級)」資格を所有して1年は経過していないが、国家資格または国家資格に準ずる資格(下記※1参照)を所持する者
(認知症ケア指導管理士(初級)の認定登録をされてる方に限ります。)

③国家資格または国家資格に準ずる資格(下記※1参照)を所持する者で、「認知症ケア指導管理士(初級)試験」と、「上級認知症ケア指導管理士 一次試験」を併願受験する者(初級資格未取得者)

※1 医師・歯科医師・薬剤師・保健師・助産師・看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・社会福祉士・介護支援専門員・介護福祉士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師、きゅう師・柔道整復師・栄養士(管理栄養士含む)・精神保健福祉士

・12月に一次試験をおこなう予定はございませんので、ご注意ください。
・二次試験につきましては一次試験合格者様のみが対象となります。
・上級試験合格者で初級試験不合格者は、資格保留となり以降3年間以内に初級資格の取得が必要となります。

試験対策と勉強方法について

参考書籍として「総合ケアシリーズ I 『認知症ケア論』」と「シリーズ II 『多角的ケア論』」が公式テキストとして推奨されており、書店やWebで購入可能です。

しかし、上級試験はネット上でも過去問掲載を探すことができません。

実際に合格された方のブログ記事を読みますと、一次試験の5者択一問題が難関のようです。5者の中から正解は複数選択。しかも、参考書に掲載されていない事柄についても出題されている模様です。

合格するためには、参考書はしっかりと読み込み、それ以外にも認知症ケア情報について熟知しておく必要性があるのかなと思います。

さいごに

上級試験は難易度が高いですが、初級で得た知識と経験を生かし、さらに成長できる絶好の機会です。実際の業務での必要性は低い資格であると思いますが、知っておいて損をする知識はないと思います。認知症ケア知識の専門性をより高めたい方にはおすすめです。

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