難病患者等ホームヘルパー養成研修【基礎課程Ⅰ】を受講してみた!

介護資格関連

難病患者等ホームヘルパー 基礎課程Ⅰを取得するメリットとは?

難病患者等ホームヘルパー養成研修「基礎課程Ⅰ」は、介護職に従事する人にとって、大きな強みになる資格です。特に、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの神経難病を抱える利用者の在宅支援を行ううえで、必要となる知識や心構えを体系的に学ぶことができます。

この研修を修了することで、行政が実施する訪問介護事業において、難病患者の対応に携わる資格要件を満たすことができ、仕事の幅が広がります。また、難病支援に対する理解が深まることで、より専門的かつ質の高いサービス提供が可能になります。

未来ケアカレッジでの受講体験

私は未来ケアカレッジでこの研修を受講しました。
受講時間は13時から18時までの5時間。わずか半日で修了できる短期集中型のカリキュラムです。

講義は座学のみで、試験も実技もありません。終了後には正式な修了証も発行されるので、今後の活動にすぐに活かせる実用的な内容でした。

教室は清潔で静か。講師の先生も経験豊富で、難しい専門用語を噛み砕いて説明してくれるので、とても理解しやすかったです。

ALSを中心に深める学び

今回の研修では、主にALS(筋萎縮性側索硬化症)に関する内容に焦点が当てられていました。ALSは進行性の難病でありながら、身体は不自由でも知的機能は保たれるため、支援者の理解と工夫が特に求められます。

呼吸器やコミュニケーション支援機器の活用、吸引や経管栄養といった医療的ケアの理解、本人の意思を尊重する姿勢など、介護者として重要なポイントが丁寧に解説されました。

このように、短時間で実践的な知識を得られる「難病基礎課程Ⅰ」は、介護の現場で活躍したい方には大きな価値がある研修です。難病のある方々の力になりたいという思いがある方は、ぜひ受講をおすすめします。

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