合宿6日目は、午前中から夕方まで6時間連続で学科を受講しました。
夕方から1回の路上教習とシミュレーターでした。
学科 応急救護について
ニ種免許ではお客さまを乗せることを想定しているため、救命行為と応急手当てについて一種よりも深く学ばなければなりません。医師、看護師、救命講習の講師などの資格保有者は免除される学科です。
最初の2時間は、ビデオと教科書で心肺蘇生の内容について学習します。残りの4時間は、人形が置いている教室で、実技練習をします。三角巾の使い方や止血方法などについても実技練習します。
成人の心肺蘇生法の動画
三角巾の使用法の動画
学科が始まるまでは6時間という長さに恐れていましたが、いざ始まってみると実技練習時間も多く、あっという間に6時間が終わりました。
教習 路上教習3回目
路上教習3回目です。講義内容は「経路」と呼ばれるものでした。
目的地までの到着時間と距離を予想する講義です。お客さまから「時間はどのくらいで着きますか?」「料金は大体いくらくらいになりますか?」と尋ねられた際に、トラブルとならないような方法を教わります。
伝えた時間より遅く到着したり、料金が高くなると文句を言われやすくなるので、自身の予想よりも多めに見積もっておいたほうがよいという話です。
教習でやる操作自体は2回目までと同じです。どちらかといえば、こちらの操作をきちんと間違えずに行うことのほうが大切です。
シミュレーター 2回目
路上教習を踏まえたうえで、シミュレーターを操作します。プレッシャーを抱えたくなかったので最初にシミュレーターを動かしました。
前者は「とにかく目的地まで急げ!」と急かすパターンで運転しました。教官も今の曲がらないと間に合わないよ、抜いたほうがいいんじゃないと急かしてきます。遠慮なく交通ルールも守らず爆走しました。
後者は、急かされないパターンで運転しました。その方は、教官から制限速度でお願いしますと安全運転を指示されます。
最終的に、目的地までの到着時間はそんなに差が出ない、急ぐと急ブレーキ急発進も増えるので乗り心地にも影響が出るというレクチャーを受けました。