ついに卒業検定の日を迎えました。
卒業検定は午前中に行われ、お昼頃に結果発表の流れとなります。
チェックアウトと卒業検定の受付
合宿された方は宿泊先のゴミ出しを行いチェックアウトして学校へむかいます。手荷物は学校へ持っていくか松永駅のコインロッカーに預ける形となります。
「短い間でしたが、大変お世話になりました。ここにはもう戻ってきません。」と一礼して宿泊した合宿部屋を出ました。
卒業検定受付では、手荷物を預けた後、検定コースの地図と受験番号を受け取りました。
この日は私含めて3名が普通2種免許の卒検を受験しました。
所内での検定コースは3人共通で方向変換と鋭角コースの通過(V字 左)を行います。
方向変換 動画
鋭角コースの通過 (V字 左) 動画
路上の検定コースは全員違いました。路上コースでは、転回と停車を行いながら、スムーズで安全な運転ができているかを総合的に評価される形となります。
卒業検定についての説明と準備
卒業検定の前に説明会が行われます。コースのこと、減点対象の運転操作などについて説明していただけます。私は説明会が始まる前に、自身が走るコースの転回場所、停車場所をGoogle Mapのストリートビューで予想しながら確認を行いました。
教習中に走行したコースで卒業検定は行われますので、ある程度の予想はできますし、卒検前の予習にもなります。
転回予想場所
停車予想場所
卒業検定
私は最後の3番目に試験を受けることになりました。他の2名は同じ車で検定を受けるため、私は学校で2名が合格することを祈り帰りを待ちました。約1時間後、2名を乗せた車が学校へ到着し「たぶん大丈夫!」と笑顔で答えてくれたので安心しました。
いよいよ私の運転です。
所内コースの方向変換、鋭角コース共に安全に1回の切り返しを行い、ゴールの停車もきちんと寄せて停車できたと思います。(心の中では減点0のはずと考えました)
一方、路上コースはミスしたと感じた場所が3ヶ所ありました。
- 転回後の左折で寄せが甘かったと思いました。
- 3回目の停車から出発した時にハザードランプを付けたまま発進してしまいました。
- 右折レーンの矢印信号点灯で全車に続き交差点に進入しましたが、対向車線の信号無視が続き、前後の道路状況から目視確認のうえ速やかに後退して停止線に戻りました。
「終わったな…」と内心沈みましたが、卒検説明時に「減点が検定終了に達したら終了を告げられる」と言っていたことに気づきました。「まだ望みはある!」そこからはもう一度気持ちを入れ直して慎重に運転を続け学校へ辿り着きました。
教官からのワンポイントアドバイスは、自身でも感じていた左折時の寄せでした。残り2つについては特に問題なさそうでした。
合格発表
ロビーで30分程待った後、受験した3名一緒に教室へ呼び出されました。
結果は、全員合格でした。
合格発表後は、地元で学科試験を受けなければなりませんので、学科試験時に必要になる書類の説明などを丁寧にしていただきました。
合格記念品として「醤油」をいただきました。
ロイヤルドライビングスクールの企業沿革について知りませんでしたが、起源は明治時代の醤油醸造だったようです。塩田事業を廃業した後に自動車学校事業をスタートしていますので、私が走っていた教習所は塩田跡地だったのかもしれません。

株式会社RTホールディングス 沿革
https://www.royal-corp.com/corp/history.html
現在は事業を多角化し企業をホールディングス化しており、本当に凄い企業だなと学校を卒業した後に気づきました。短い間でしたが、大変充実した学校生活を送ることができ感謝しております。
地元に戻り、学科試験もすんなり一発合格しました。
以上で合宿日記は終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。