合宿免許 普通二種免許 8日目 2段階の見きわめ

合宿日記

本日は路上教習2回、シミュレーター1回の授業内容でした。

路上教習  特別項目

特別項目という教習で、山道、狭路を走る教習で2名1組で行いました。

特別項目教習は、通常の教習カリキュラムに加えて、特定の運転環境や状況に焦点を当てた専門的な実技訓練で、山道・狭路教習を含め、主な特別項目には以下のようなものがあるそうです。

  1. 山道教習
    • 急カーブや勾配での適切なギア選択と速度調整
    • 対向車とのすれ違い時の安全確保
    • 落石や路面状態の変化への対応
    • 下り坂でのエンジンブレーキの活用方法
    • 見通しの悪いカーブでの安全確認と運転技術
  2. 狭路教習
    • 限られた幅の道路での正確な車両操作
    • 対向車とのすれ違い時の待機や譲り合い
    • 障害物がある場合の安全な通過方法
    • サイドミラーの有効活用
    • 狭い路地での車両感覚の習得
  3. その他の特別項目
    • 高速道路教習
    • 夜間教習
    • 悪天候(雨天・降雪時)教習
    • 坂道発進教習
    • 路面電車軌道での運転

これらの特別項目教習は、実際の道路環境に近い条件で安全運転技術を習得させることを目的としており、地域の道路事情や環境に合わせた実践的なスキルを身につけることができます。二種免許取得では、さらに高度な運転技術が求められるため、これらの特別項目の習熟度もより厳しく評価されます。

シミュレーター 悪路

こちらも2名1組で行いました。特別項目では補えない自然的要因に対応するための教習であると考えられます。豪雨、濃霧、強風、積雪などのシーンを走行しました。

悪路特有の危険を事前に察知し、異常な車両挙動の前兆を感じ取る感覚を鍛えることで、事故を未然に防ぐ予防安全の考え方を身につけることができます。

実際の道路では再現が難しい危険な状況を安全に体験でき、雪道、氷結路面、豪雨、濃霧といった悪条件下での運転を、事故リスクなく学ぶことができました。

路上教習 2段階の見極め

卒業検定前、最後の教習です。いつもの路上コースを走り、転回・停車・目標位置停車・禁止区域停車をこなし、所内コースを2、3周走りました。切り返し回数も余裕がありますので無理せず安全に行い「それでいいよ」との言葉をいただき、卒業検定の予約に辿り着きました。

初日の運転を振り返ると、本当にカリキュラム通りに進むのか不安でしたが、教官の方々が懇切丁寧に指導していただけたおかげで、不器用な私でも卒業検定までスムーズに進むことができました。あとは教わったことをそのまま卒検で体現するだけです。